夜7時以降の食事が実際に体に及ぼす影響

しかし悲しいことに、夜7時以降の食事は、体に深刻な不健康影響を及ぼすことが判明したのです。

専門家は、深夜に食事をすると、体は本来なら落ち着くはずなのに、「高活性」状態になることを明らかにした。

ニュージーランド・ヘラルド紙によると、高血圧の人たち700人以上を対象にした調査の結果、就寝の2時間以内に食事をすると、血圧が高いままであることが判明しました。

これは、体がリラックスし始めるべき時に、食事をするとストレスホルモンが放出されるからです。

主任研究者のEbru Özpelit博士は、ローマで開催された欧州循環器学会で結果を発表しました。「夜遅くに食事をすると、体は基本的に、睡眠のためにリラックスするのではなく、日中のように高い警戒態勢を維持します」

「ストレスホルモンが分泌され、通常起こるはずの睡眠中の血圧が下がらない原因となります」

彼女は、19時以降の食事をする人は2.5倍であると発見しました。

高血圧は、心臓発作や心血管疾患のリスクを高めます。

結局、この研究から最も興味深い指摘は、何を食べるかと同じくらい、どう食べるかが重要であるということです。

Özpelit博士は、朝食を抜かず、昼食を食べ、夕食は少量に抑えるようアドバイスしました。

「朝食と昼食を食べることは重要ですが、夕食は夜の7時よりも遅くしてはいけません」と彼女は言いました。

この研究は、規則正しい食事と夜の絶食は健康に良い影響を与えると考える説を後押ししています。

他にも同様の研究で、早めの夕食が乳がんのリスクを減らし、血糖値を下げ、カロリーの燃焼を助けることが分かっています。