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Abstract

ニューデリーの学童を対象に,天然痘の一次接種と再接種について回転式ランセット法と分岐針法を比較検討した. 試験には3種類の力価のワクチンを使用した。 その結果,二分針法は一次接種,再接種ともに回転尖頭針法より優れており,二分針法を用いた再接種では,ワクチンの希釈度にかかわらず,主要反応の割合が有意に高くなった. しかし,両手法ともワクチンの希釈度が高いほど,主要反応の割合は徐々に減少した。

強力なワクチンを使用した場合,分岐針法による2回接種の利点はないが,ロータリーランセット法を使用した場合,ワクチンが強力でない場合は,2回接種の成功率が著しく向上することが示された。 野外でのワクチンの保管設備が理想的でなく、ワクチンの完全な効力が疑わしい地域では、2回挿入の分岐針法の使用が選択されるようです

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