比重

比重の意味 物体の比重は、その物体の密度を水の密度で割ったものです 水の密度は1m立方あたり1000kg 例えば金の密度は1m立方あたり19300kgなので金の比重は19.3 ケチャップの密度は1m立方あたり1400kgなのでケチャップの比重は1.4 注:比重には単位がありません。比重はある密度と別の密度の比ですから、単位は互いに相殺されます。 さて、なぜわざわざ比重というものを定義するのでしょうか。比重のとても素晴らしい点は、浮くものに対して比重がその物体が浮かんでいる間に水の下にある割合を教えてくれることです。 比重が0.2なので、この木材の体積の20%が水中に浮かんでいることになります。もし、この木材の比重が0.6だったら、木材の60%が水面下に沈むことになります。 氷は1メートル立方あたり約920キログラムの密度があり、これは氷の比重が0であることを示しています。9 – しかし、密度が1メートル立方あたり2700キログラムの立方体であれば、比重は2.7となり、この立方体の270パーセントが水中に沈むことになります。 物体の比重が1より大きい場合、その物体は水の中に自由に置くと沈みます。 比重は物体の密度を水の密度で割ったものですが、水とは異なる液体に対して比重を定義するのが便利な場合もあります。例えば、密度638キログラム/立方のものを密度850キログラムの油に浮かべると 比重の式で水の密度の代わりに油の密度を使うだけで、油の下に沈んだ木の体積のパーセントを求めることができます。

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