起こったことを理解しようとするこのつらい時期には、サポートや情報が得られることを知っておくことが大切です。
赤ちゃんが亡くなったことが確認されたら、死産した赤ちゃんを産む必要がありますが、病院では、バースチームなど、多くの人からサポートを受けることができます。
出産に関して、部屋に一緒にいてほしい人、特別な物や音楽など、自分で決めることができます。 あなたの気持ちはとても大切で、ケアチームはあなたをサポートします。
赤ちゃんに会える? このことは、これからのつらい時期、悲嘆にくれるあなたの助けになることが、研究により明らかにされています。 赤ちゃんに会うのが怖い、気が動転するといった場合は、医療チームが相談に乗り、質問に答えてから、どうするか決めましょう。
赤ちゃんに会えば、恐れはなくなるはずです。
赤ちゃんを抱いたり、お風呂に入れたり、服を着せたり、写真やビデオを撮ったり、人を呼んだりすることができます。 助産師は、あなたが数日間赤ちゃんと一緒に過ごしたい場合や、しばらく家に連れて帰りたい場合に、手助けをしてくれます。
その他の記念品は?
- 髪の毛
- ベビーベッドの名前カード
- 赤ちゃんを測るのに使った巻尺
- ベビーブレス
- 赤ちゃんの手形・足形
また、こんなものもいかがでしょう。
- 赤ちゃんに手紙を書く
- 赤ちゃんの特徴を書く
- 日記をつける
- セレモニーを行う
- 赤ちゃんが誕生したとき。 祝福の言葉など
- メモリーボックスを作る(メモリアルボックスは病院に置いても、また見る準備ができるまで誰かに渡してもかまいません)
他にどんなことを決めなければなりませんか。
赤ちゃんの葬儀
準備ができたら、あなたが選んだ葬儀屋が赤ちゃんを葬儀場へ移します。 あなたの病院は、葬儀の準備に関する情報を提供することができます。
あなたの赤ちゃんは、亡くなった他の人と同じように、尊敬と尊厳をもって扱われます。
赤ちゃんがどのように亡くなったかを知る
あなたのヘルスケアチームは、あなたの死産の理由を理解できるかどうかを見るためにいくつかのテストを推奨する場合があります。
- 母親の血液検査
- 胎盤の検査
- 解剖
解剖とは、あなたの赤ちゃんを外側も内側も徹底的に検査することです。 これにイエスと言う必要はありませんが、何が起こったかを知ることは、あなたにとって慰めになるかもしれません。
これらの検査の後でも、あなたの赤ちゃんがなぜ死んだのかを知る方法がない場合があることを知っておくことは重要です。
その他の手配
病院では、赤ちゃんの誕生と死亡の登録について、情報やサポートを受けることができます。
赤ちゃんのための悲しみ
赤ちゃんを失った後の悲しみ方は人によってさまざまで、「正しい」方法はありません。 また、パートナーの悲しみは、あなたの悲しみとは異なるかもしれません。 病院で死別のサポートを受け、今後のサポートについての情報も得られます。
どの段階でも、気持ちが圧倒され、対処できないと感じたら、専門家の助けを借りることが大切です。
今後の妊娠
出産後の数日から数週間で、あなたの体は再び正常に戻りはじめます。 短期的には、乳房の痛みや膣からの出血を経験するかもしれません。 出血が止まらない、熱がある、乳房が腫れて温かいなどの症状がある場合は、医師に知らせることが大切です。
しばらくすると、次の妊娠を考え始めるかもしれません。 これは正常なことで、あなたが赤ちゃんから「離れた」ことを意味するものではありません。
次の妊娠を考える時期が来たと感じたら、あなたの体が再び妊娠する準備ができているか、医師に確認してください。
さらなる支援
死産を経験した場合、Sands Australiaから24時間の支援と情報を得られます。
Still Awareは、オーストラリアの死産啓発団体で、両親や医療専門家に教育とサポートを提供しています。
また、Pregnancy, Birth and Babyの1800 882 436に電話して、母子保健看護師に質問や懸念事項を相談することもできます。