夏の赤ちゃんの水分補給|こどもちゃれんじ

人間の体の約60%を占める水。 私たちは尿や汗、呼吸などで常に水分を失っています。 では、どうすれば失った水分を補い、十分な水分補給ができるのでしょうか。 しかし、赤ちゃんの水分補給には、特別な配慮が必要です。

赤ちゃんは水を必要としますか?

健康な新生児は、母乳やミルクから、外が暑くても必要な水分をすべて得ています。 余分な水は必要ありません。 幼い赤ちゃんに水を与えると、食欲が低下し、母乳やミルクから必要な栄養を摂ることができなくなります。 また、生後6ヶ月未満の赤ちゃんに水を与えすぎると、稀ですが「水中毒」という重篤な状態になることがあります。 この症状は、発作を引き起こす可能性があります。 最も安全なのは、母乳やミルクだけを与えることです。 赤ちゃんに水を与える前に、かかりつけの医師に確認してください。また、粉ミルクは必ずパッケージの説明書に従って混ぜてください。 推奨量よりも多くの水を加えて粉ミルクを「長持ち」させると、水中毒や体重増加不良につながることがあります。

では、いつから水を与えてもよいのでしょうか?

生後6カ月以降であれば、水を与えても大丈夫です。 この時期にシッピーコップに水を入れて飲ませるのは、とてもよいアイデアです。

赤ちゃんに必要な水の量は?

6~12ヵ月の赤ちゃんは、母乳やミルクからの水分に加えて、1日に2~8オンスの水を必要とします。 1日中、コップで一口飲むだけで、必要な水分はたいてい摂ることができます。 一般に、6ヵ月以上の赤ちゃんは、飲みたいだけ水を飲むことができますし、カロリーを固形食に頼るようになると、水の摂取量も徐々に増えていきます。 母乳やミルクを飲んでいること、栄養価の高い食事を摂っていることを確認してください。 1歳を過ぎたら、1日にコップ4杯(32オンス)の水が必要です。 この年齢では、栄養を母乳やミルクよりも固形食に頼ることが多くなります。

赤ちゃんに飲ませてよい水の種類は?

粉ミルクを混ぜたり、シッピーカップで飲んだりするには、一般に水道水が適しています。 ただし、お住まいの地域の保健所が、その水道水が飲用に安全であると言っていることを確認してください。 安全でない水の心配がない限り、水を沸騰させる必要はありません。 ペットボトルの水を使ってもかまいませんが、歯が生え始めた赤ちゃんには水道水も必要です。 フッ素は、強いエナメル質を作り、虫歯にならないようにするミネラルで、公共の水道水には添加されています。水道水をろ過してもフッ素は取り除けないので … 蛇口をひねる!

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