Published: 2007年3月
Q. プロトンポンプ阻害薬の服用が股関節の骨折の原因になる可能性があると聞きました。 プリロセック20mgを1年間毎日服用しています。 心配すべきでしょうか。
A. 2006年12月27日の米国医師会雑誌(JAMA)に掲載された、プロトンポンプ阻害剤(PPI)-胃酸の分泌を抑える薬-の使用と股関節骨折の間に関連があるという研究についてのご指摘でしょう。 50歳以上の180万人(ほとんどが女性)から集めたデータによると、PPIを12ヶ月以上使用した人は、股関節骨折を起こすリスクが44%増加したことがわかった。 このリスクは、PPI療法の用量と期間の両方によって増加します。この発見は、科学者たちに、より詳細な調査を行うことを強いるものです。
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